2019.07.08 Mon |
芸大生が重宝する製作基地、「日暮里作業場」に潜入!
東大卒フリーランスでファシリテーター/編集者をしている杉山大樹です。
リツアンがスポンサードする場所として、駒場東大の学びの場「KOMAD」があります。ブログでも何度か出てきていますね。
しかし都内にもうひとつ、リツアンがサポートする学生のための場所があります。
それが藝大生が作品を作るためのスペース「日暮里作業場」です。
藝大生曰く「めちゃくちゃありがたい場所」。初めてお邪魔してみました!
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中に入ると、まずがっつり作業をするための1階部分。工具類やペンキなども置いてあります。
みんなここで思い思いの作業に打ち込みます。何を作るにも十分なほど広い!
そして同じ課題だとしても、全然やってることが違うのが見てるだけで面白い。。
2階は小さめの作業。
この日はパソコンカタカタする人もいれば、ひたすら紙をちぎっている人も。
小さめとは言っても中々にダイナミック。
使ってる藝大生はみんな、とにかくありがたい場所だ!と口を揃えます。
たくさん課題は出るし、作りたいものばかり。がっつり作業をしようと思ったら、家じゃできません。
夜は藝大も8時とかには閉まっちゃう。
ギャラリーや作業スペースを借りるお金がある人はごく少数派。となると雨風の中戦っている人も少なくないとか。
そこでみんなを救ったのが、この日暮里作業場だったのです。
夜も使えて、のびのび作業ができる。当番制でやっている掃除も、みんな苦じゃないわけです。
2階の奥の部屋に案内してくれたのが、2代目の管理人でデザイン科4年生の古立くん。
もっと詳しいことを聞いてみます!
古立くん、そもそもこの場はどうやって生まれたんでしょう?
「2018年の3月に、リツアンの東京オフィスであるKOMADに出入りしていた先輩みらのさんが、リツアンさんにサポートをいただいて、空き家を見つけて場所を確保し、運営を始めたそうです。」
「今では広がってきて、48人くらいメンバーがいます。
卒業制作展(卒展)の前は一番の繁忙期で、一度に15人以上がひたすら追い込んでる時もありました。何人か床で寝てたり。」
それは戦場だ。。賑やかそうですね。
「他の科、他の学年の人とも、この場所があるおかげで繋がりができてきてますね。
近くでご飯食べたり、月一のカレー会をしてみたり。映画会やったりも」
この場所が藝大生メンバーたちにとって、いかに助かる場所か。
取材や写真を通じて、ビンビン伝わってきました。
この場所から、今日も様々な作品や企画が生まれています。
昨年夏には、メンバーの岡崎くんが“PEOPLE SEEKING PEACE”と題して、広島にて原爆投下の日にファッションショーを企画したり。
彼ら彼女らが、日本の芸術やデザインに革命を起こす時も、そう遠くはないはずです。
楽しみすぎますね。
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文責)東大卒フリーランス・ファシリテーター 杉山大樹
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