リツアンSTCでは、エンジニアのスキルアップを目的とした社内研修を定期的に開催しています。
今回は、前回実施した「ネットワーク基礎編」に続き、実際の機器を使用した「インフラ(ネットワーク)研修 レベル2:ネットワーク実習(基礎編①VLAN)」の様子をレポートします。
本研修は、単に機器の設定方法を学ぶだけでなく、実際の業務に近い一連の流れを体験できるように設計されています。
要件確認 → コンフィグ作成 → レビュー → 構築(設定投入) → 試験
ネットワークの基礎知識は学んだものの、実際のネットワーク機器の設定・構築経験が少ない方。(※Cisco機器やTera Termの操作経験は問いません)
講師はリツアンでネットワークエンジニアとして第一線で活躍されているアルパパさんです。
研修は以下の流れで進行しました。座学、PC設定、コンフィグ作成、実機操作、試験と、盛りだくさんの内容です。
研修概要について
ネットワーク基礎のおさらい(IPアドレス、サブネットマスク、VLANなど)
Tera Term & Cisco CLI基本操作
Windows OS IP設定
構成・課題説明
コンフィグ作成(内部レビュー・講師レビュー・修正)
実機への設定投入
試験・状態確認
振り返り・質疑応答
受講者はチームに分かれ、要件(構成図)に合わせてルーターとL2スイッチの設定ファイル(コンフィグ)を作成します。
Cisco機器特有の階層構造やコマンドに悪戦苦闘しながらも、講師のアドバイスや、検索・AIも活用してコンフィグを完成させました。
作成後は、チーム内でのクロスチェック(内部レビュー)と講師レビューを経て、設定の誤りや文法ミスを徹底的に潰します。このレビュープロセスも、実際の現場を意識した重要な工程です。
レビューが完了したコンフィグを、いよいよ実機へ投入します。PCとネットワーク機器をコンソールケーブルで接続し、ターミナルソフト「Tera Term」を使ってコマンドを流し込みます。
設定投入後は、構成図を見ながらLANケーブルの結線を行います。ポートの間違いがないよう、慎重に作業を進めます。

構築が完了したら、要件を満たしているか確認する「試験」工程です。
状態確認: 各種showコマンド(show running-config, show vlan brief, show ip routeなど)を駆使して、設定が正しく反映され、機器が意図通りに動作しているかを確認します。
疎通・経路確認: PCのコマンドプロンプトからpingとtracert(Traceroute)を実施します。PC-A〜PC-B間でPingが通り、かつTracerouteの結果がルーターのIPアドレスを経由していることが確認できれば完了です。
今回は4名ものリツアンネットワークエンジニアがかけつけてくれたので、講師を含めてアドバイザーが受講者よりも多いという過剰に手厚い体制になっていました※
(※毎回こうなるわけではありません)
受講者からは「ネットワークは登場人物が多いので、1つ1つ丁寧に押さえていかないと難しいと思った」「独学で理解していた部分が少し間違っていたことに気づけた」といった感想が寄せられました。
リツアンSTCでは今後も、基礎レベルから応用レベルまで、エンジニアの実務に直結する実践的な教育プログラムを提供してまいります。