2019.10.04 Fri |
掛川教育フェス2019 開催報告【イベントレポートサイトopen!】
8月25日日曜日に、「掛川のための、掛川だからこそ」の教育イベントを開催しました!
教育改革ど真ん中の今年、「掛川城プロジェクションマッピング」仕掛け人の吉川(きっかわ)先生を中心に、ICT教育に注目して、県外の教育者の皆さまにゲストとしてワークショップを企画いただきました。
イベントレポートサイトがオープンしましたので、下の画像をクリックでぜひご覧ください!
当日の雰囲気を、写真とレポートでまとめてあります。
この記事では、ダイジェストで全体の流れをお伝えいたします。
まずはメイン会場になった大日本報徳社の大講堂から!
都留文科大学の野中潤教授率いるGoogle Educator Group (GEG) FUJIは、「YouTubeは学びの敵ではない」をスローガンに、教育に意義のある動画がたくさん眠るYouTubeを、みんなで発掘するワークショップを実施いただきました。
お題になった動画の魅力を伝えるポスターをみんなで作成し、お互い共有することでYouTubeの生かし方を考えました。アイデア満載のポスターが会場全体に貼られ、カラフルな時間になりました。
聖徳学園高等学校の品田健先生と、近畿大学附属高等学校の乾武司先生は、「動画で魅せる!掛川プロモーションプロジェクト」を実施くださいました。
会場である「大日本報徳社」が文化財で、掛川城も至近距離にあることを生かして、掛川の魅力を伝える動画を作りました。iMovieアプリとグリーンスクリーンを使うだけで、簡単に動画の合成ができるのです。大人も学生も夢中で動画作成を体験しました。
さらに、ワークショップを実施いただいた先生方に、パネルディスカッション「ICTで学校をどう変える?」で激論を交わしてもらいました。ICT教育の最先端を行く先生方が、現場でこそ分かるICT導入のハードルと、いかに乗り越えてきたか、生の声が聞けました。
会場でもICTを活用して、「slido」によるオンラインでの質問集約サービスで、参加者のみなさんの疑問にもお答えしました。
並行して開催した仰徳記念館サブ会場は、子供達が主体となって楽しく学べるワークショップを2つ開催しました。
「デザイン学生によるもの作りワークショップ」を担当したのは、東京藝術大学のメンバーたちです。「紙袋」という身近なものを、1枚の紙を折って組み立て、デザインしていくことで、ものづくりの楽しさを学ぶ場になりました。
取っ手や底に工夫をする作品、4面に美しく花柄を配置する作品も。子供達のクリエイティビティが爆発する時間でした。
「ロボットを動かしてみよう!ロボットプログラミング体験」は、学生起業家の長安くん率いるX-mov Japan株式会社が企画。
ボール型のロボットを遠隔で動かして、複雑な迷路を脱出し、ゴールである掛川城へいかに早く正確にたどり着けるかを競いました。
ブロックプログラミングを用いて、自分の思い通りにロボットを動かす。普段なかなかできない体験に、子供達は目を輝かせて工夫していました。彼らが大人になる頃には、ロボット操作が当たり前になる世界が来ているかもしれません。
教育とICTをテーマにした、盛りだくさんの1日になりました。
掛川を発信地にして、日本の教育が少しでも変わっていくきっかけが作れていたら嬉しいです・
当日の雰囲気を、写真とレポートでまとめているこちらのサイトもぜひ合わせてご覧ください!
教育フェスは次回の開催もだんだんと検討が始まっています。またお知らせいたします!
それではまた!
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文責)東大卒フリーランス・ファシリテーター 杉山大樹
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